大澤奈留美プロの指導碁(5子局)

少し前のことだが、今年の7月26日に日本棋院「お茶の里」入間支部の主催で行われた第4回「プロ棋士との集い」で、大澤奈留美先生に指導碁を打っていたただいた。先生には、失礼かと思ったが、自分で記録した棋譜が残っている。先生に書いていただいた2枚の色紙とツーショットの写真、そしてこの棋譜は、私の大切な宝物。

序盤はまあ普通かと思ったが、先輩からの指摘では、少し小ゲイマじまりが多く、もう少し挟むなど、積極的に打ったほうがよいとのこと。これには、納得した。どうしても、心理的に守りになってしまうらしい。指導碁なので、勝つことより、その時プロはどう打つかをしっかり学ぶべきだと思った。【44】の前に【41】の下はねを打つべきだった。narumi_01

中盤も、自分では、まあまあ、だと思っていたが、先輩からは、もう勝負になっていると言われて、愕然とする。もっとも、対局中は、記録と勝負で、ほとんど何も考えていなかったようだ。もう少し、よく、考えて打つべきだと思う。ここから、押され気味で、弱気な打ち方になっている。narumi_02

この【150】の手では、【127】の下には打てば、その下の白8子の石が取れていた。これは、大澤先生に教えていただいた。その手は、少し時間をかけないと読めない。私には、思いもつかなかった手だ。その前の【117】からの出に対してもすぐに押さえて問題はないのに、何かにおびえて腰が引けている。また、【135】はとても大きかったのに、打てなかった。narumi_03

盤面勝負で、細かくなってきた。【199】と打たれて、勝ちが微妙になる。ここでは、残っているのは、【167】の1子を抱える手。ここを打てれば多分、2目勝ち。しかし、もっと、小さなところを打ってしまった。narumi_04

最後に、総棋譜を載せるが、2目負けだった。こうして、記録を取っておいたおかげで、色々な人が、いろいろなことを教えてくれる。自分の碁の弱点や性格が分かってとても勉強になる。この次、打つときは、勝つことより、こう打ったときプロはどう打つのだろうと考えながら、積極的に打ってみたい。でも、多分、その時はその時で、心の余裕がなくなっているのかもしれない。narumi_05