「アルファ碁」について

もうすぐ、人工知能を用いたコンピュータソフトの「アルファ碁」と韓国のプロ棋士(世界最強といわれている)李世ドル9段との5番勝負が始まる。第1局目が、3月9日に行われる予定だ。事前予想では、五分五分ではないかとも言われている。

私は、「天頂の囲碁5」と「銀星囲碁15」を持っていて、時々対戦するが、相手を最強にすると、とてもかなわない。日本の趙治勲や武宮正樹に4子なら勝てるとも言われていいる。まあ、私は、尊敬するプロ棋士の大澤奈留美さんに5子でも勝てないのだから、多分こうしたソフトには、多分2子以上おかないと勝てないと思われる。

チェスや将棋は、既にプロに通用するコンピュータソフトができていたが、囲碁はまだまだだと言われていた。プロ棋士と戦えるにはまだまだ10年くらいはかかるのではないかと思われていた。ところが、どうやら、今度の「アルファ碁」は、本物らしい。

「天頂の囲碁」や「銀星囲碁」は、基本的には、モンテカルロ法というアルゴリズムを使って打ち手を決めるらしいが、「アルファ碁」の場合は、「ディープラーニング」という自分で学習する新技術が搭載されていいて、画像のパターン認識をつかって価値を判断できるようにしたものらしいが、私には詳しいことはよくわかない。しかし、いずれ、コンピュータが勝つのではないかと思われてるが、こんなに早く、私が生きているうちにこんな戦いが実現してしまうことには、驚いた。

これは、将棋の羽生善治が言っていたように思うが、いつか、人間は手元にコンピュータを置いて、コンピュータと相談しながら、戦うことになる日がくるのかもしれない。既に、単独の「知」では、コンピュータのほうが優れている分野は一杯ある。それは、それで仕方がないことだと思う。

ところで、多分、コンピュータは、勝ってもきっと喜ばないと思う。人間だけが、戦いの勝ち負けに一喜一憂する。要するに、人間と人間の戦いが基本であって、コンピュータと人間の戦いは、スポーツとしては、成立しないはずだ。成立するとしたら、コンピュータと組んだ人間の戦いである筈だ。そして、羽生が言ったように、多分、最強の棋士がコンピュータと組んだら、限りなく強くなるのではないか。

そんなことを考えていたら、『ヒカルの碁』を思い出した。確かに、ヒカルは、最強の棋士と共に成長した。そんな時代が来るのかも知れない。いつか、囲碁は、ネットの中だけで戦われるようになり、最強の棋士たちの手元には、最強の人工知能が付き添っているような状況になるのかも知れない。そんな、妄想をしてしまった。

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